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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。 |
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第282回 一口コラム
今回の担当は
施術部 西澤正樹です。
平成27年8月12日 |
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「軸ポイントと可動ポイント」
廣戸道場に新規の患者さんがおみえになった場合、問診の後、仰向けでの4スタンスタイプのチェックを行います。
廣戸道場の整体は、日常生活やスポーツの動きの中でつくられた歪みや傾きを、ニュートラルな身体の設定に戻していきます。
ニュートラルな設定に戻ったお身体からは余計な緊張が抜け、本来の身体の動きのリズムが出てきます。
この戻していく身体の設定がタイプによって異なるため、整体の最初に4スタンスタイプチェックを行うのです。
身体には、安定させてブラしたく無い3つの軸ポイントと、積極的に柔らかく動かしたい2つの可動ポイントがあります。
Aタイプの軸ポイントはみぞおち、膝、土踏まず、になります。
Bタイプの軸ポイントは首の付け根、股関節、土踏まず、になります。
3つの軸ポイントの点を直線で繋ぐと軸になります。
この直線は伸び縮みしたり、捻れたり、丸まったりします。
例えばスクワットだったり、ダンスのターンだったり、腹筋トレーニングなどの動きのようにです。
それでも3つの点がバラけない為には、間にある2つの可動ポイントが柔軟に動かなければいけません。
Aタイプの可動ポイントは首の付け根と股関節、Bタイプの可動ポイントはみぞおちと膝になります。
この可動ポイントを固めてしまうと、動くところが無くなり、ダイナミックな動きが出来なくなってしまいます。大きく動かそうとすると軸がブレるし、ブレないように動こうとするとこじんまりとした動きになってしまいます。
アクセルとブレーキを同時にふかしているようなものですね。
そうならないように、身体の中に安定させる軸ポイントと、柔軟に動かす可動ポイントのメリハリをつけていきましょう。
それがスポーツのキレやインパクトになっていきます。
また無駄な力が抜けるので高性能と省エネを兼ね備えることが出来ます。
まだまだ8月中盤、暑い日が続くと思います。こんな時こそ身体の法則に従ってキレキレでいきましょう‼ |
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廣戸聡一の『レッシュ理論』については
『4スタンス理論』については
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