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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長小杉英紀

第280回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成27年7月29日

 

「諸々のご報告」

みなさん、こんにちは。

連日の猛暑の中、高校野球野球の地方予選も佳境を迎え、8月6日から始まる甲子園大会の各都道府県代表校も続々と決まってきました。
そんな中、岡山県の学芸館高校が甲子園初出場を決めました。
学芸館高校は昨年からレッシュ理論を取り入れて活動されていて、廣戸先生が直接指導に行かれたこともあります。
決勝戦当日、私も経過が気になって合間を見てはスマホで速報をチェックしていました。
2点のリードを許した段階で最終回を迎えた時点では、正直厳しいかな、と思っておりましたが、3点を取って逆転に成功し、見事初優勝の栄冠を勝ち取りました。
学芸館高校のみなさん、おめでとうございます!
予選での疲れを癒して、暑い中の戦いの準備がより良いものとなるように頑張ってください。
廣戸道場やレッシュ理論に関わるみなさん、もしかした甲子園という晴れ舞台で、リポーズやタイプ別シュラッグ、「軸」を意識した動きを行う学芸館高校の姿が見られるかもしれませんよ!是非とも注目と応援をよろしくお願いいたします!

さて、前回の私のコラムでお伝えした野球部ですが、残念ながら初戦で敗退してしまいました。真摯に野球に取り組む姿を拝見していたものとして、なんとしてでも勝ち進む喜びを味わって欲しかったのですが…。
試合を観戦されていた方のお話では、選手たちは自分を見失わずにやるべきに集中していまし、十二分にそれが出来ていましたよ、とのことでした。

しかしながら、相手もそれに勝るとも劣らない気持ちと練習を積んできての大会だったと思いますし、勝負は水ものです。
もちろん、結果が良いことに越したことはありませんが、正しい努力を積み重ねればきちんと向上出来ること、
真正面から野球に取り組んだからこそ感じる悔しさなど、長い目で見た場合にかけがえのない財産になるものを得られたことはとても貴重な体験となるはずです。これは個人的なことだけでなく、チームの経験として、伝統はこのようなことを積み重ねていくことでしか作られないのですから。

一度も負けずに終わる学校は優勝校以外にありません。そして優勝校にしても3年生は、そこで実質2年4ヶ月とちょっとの高校野球人生が終わるので
す。「限られた時間」を悔いのないように過ごしてほしいと思います。

そんなことを考えていたら黒沢明監督の映画「生きる」を思い出しました。近いうちにDVDを借りてきて観てみようかなと思います。


 
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