hiroto-dojo

4スタンス倶楽部ロゴ   reash project
TOP blog newstoiawase
各施術所紹介 スタッフ紹介 一口コラム お客様の声 link おすすめ商品
 
一口コラム
バックナンバー

こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長小杉英紀

第274回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成27年6月17日

 

「目的と手段」

みなさん、こんにちは。

先日の、原宿3Fでの出来事です。
高校生男子が野球のパーソナルトレーニングを受けに来られました。
既にかなりの回数を受けているので、一通りの事は出来る様になっていて、上達のお手伝いをする側としては嬉しい限りです。
本人もとても真面目で、学校での練習後の疲れた状態でも、汗だくになってこちらの提示するメニューに取り組んでくれますので、こちらも非常にやり甲斐があります。
ただ、教わった事を踏まえて「綺麗に行おう」というか「フォームにこだわる」気持ちが垣間見えて、いまいち動作における迫力が欠けてしまう傾向がありました。

そこで、
「そのランナーがホームに帰ったらサヨナラ負けの状況で、自分のところにボールが飛んできた時にバックホームする気持ち」
でスローイングの練習をしてもらいました。
すると、身体諸共ボールと一緒に飛んで行きそうな、悪い意味では無く「投げ終わったあとの事なんか気にしてられるかっ!」と言わんばかりの前につんのめる態勢の、豪快な「崩れっぷり」のフォームになりました。
そこで、こちらが言葉を発する前に本人が「あっ!」と気づいた顔をしたので、「そういうこと!」の一言でこちらの意図が伝わったことを確認しました。

そうなんですよね。
「絶対にアウトにしなければならない」のならば、「投げ方」なんてどうでもよいのです。
「アウトにする」という目的のためには、「いち早く正確で強いボールを投げる」しかなくて「綺麗なフォームで投げる」ことは考えるべきではないのです。
極論すれば、
「目的達成のためなら手段は選ばない」
ということです。

そして、そのような状況では
「目的のために集中していれば、それに必要なことは自ずと出てくる」ようにしておかなければならない、ということです。
「正しい動き」のために「正しい準備」をするのは、「いざというときのための爆発力」のためでもあると思います。


 
2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | 2011年 | 2010年以前

予約

原宿

池ノ上

取材その他の問い合わせ

廣戸聡一の『レッシュ理論』については
レッシュプロジェクト

『4スタンス理論』については
4スタンス倶楽部

   
 

本日の廣戸道場 | 新着NEWS | お問い合わせ | 各施術所紹介 | スタッフ紹介 | 一口コラム | お客様の声 | LINK | おすすめ商品

copyright

reash project