「脱力」
廣戸道場には、身体の痛みや張り、違和感などを感じる方が日々お見えになります。
そのような方は骨格の歪みの為に、筋肉に余計な緊張が生まれ、脱力がしづらくなっています。
整体ではまず、正しく立つ原則である「肩甲骨、仙骨、土踏まずの水平・垂直」のポジションにお身体を設定したり、軸を揃えたりして安定させます。そして4スタンスの各タイプの原則に沿って四肢を誘導したりして、骨格の歪みを整えていきます。
体幹から末端への誘導、逆に末端から体幹への誘導、どちらもあります。骨格が正しい位置に納まると、正しく関節が連動し、身体から余計な緊張が抜けて自然に脱力が出来るようになります。
これは整体のお話ですが、それを自分でするのがリポーズという体操になります。
廣戸道場で修業をしている中で学んだ事の1つが、この「脱力」です。
競技者として格闘技をしていた時を振り返ると、かなり強引に身体を酷使していたと思います。
「動作」=筋肉、筋力みたいに考えていました。
「動作」=骨格、関節の連動、連鎖なんですね。
「骨で動く」。
そうする事により、身体がもともと持っている本来の能力を発揮、解放する事が出来るのですね。
廣戸道場にいると、人間って凄いな、面白いなって瞬間が多々あります。
あなたの身体は実はもっともっと出来るのかもしれません。
よりナチュラルな動きを目指して、安定、脱力していきましょう! |