「つなげる!」
レッシュプロジェクトのセミナーでタイプチェックのご指導をさせていただく事があるのですが、仰向けで足底、腕引きでのチェックを練習していく中で、何と無くコツを掴めた感覚を持つ所までいっているのに、最終的に「難しい」、と一言で終わらせてしまう方がたまにいらっしゃいます。
僕は、それは非常に勿体無い事をされていると思います。
ご本人は気付いていなかったりするのですが、最初に比べたら正解に近づいているのに、結果として正解に辿り着けないとゼロにしてしまう。
実感として強く感じられないとジャッジしづらいのだと思います。
でも、手応えを強く求め過ぎてしまうと、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目、と刺激をより多く必要としてしまいます。その為に微細な感覚を感じ取れなくなってしまうのです。
僕も以前はそうでしたが、求め過ぎると大きなリアクションを期待してしまいます。そうではなくて、スッと入っていってどんなリアクションが起きたかを感じるようにしたら、段々と解るようになってきました。
それを感じとる為には、自身自身をニュートラルに保っておく事が大切だと思います。自身自身が傾いたりして力が入っていて出力が強くなると、微細な入力を感知する事は出来ません。
その為には、やはりキチンと立って、地面を垂直に捉えている事。
その垂直の精度を上げて、より安定させる事が1番大切だと僕は思います。
それによって脱力が出来て、入力に対して鋭敏になれるのだと思います。
そして気付きがあったら、どんな小さな事でも次につなげるようにして、自分の得た事を大切につないで形にしていきましょう。
お互いに頑張っていきましょう! |