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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長小杉英紀

第226回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成26年7月9日

 

「意味と疑問」

みなさん、こんにちは。

沖縄から九州地方にかけて大きな台風が接近していますね。

今後も日本列島全域にその影響が予測されています。

被害が最小限でとどまることを願う限りです。

さて、台風とは全く無関係ですが、最近ふと疑問に思ったことがあります。

それは、

「呼吸」という言葉がとても不思議だな、ということです。

念の為、辞書などで意味を調べると、

「息を吐いたり吸ったりすること」

とありました。

・・・まあ、当たり前ですよね・・・。

でも、その意味からすれば、

「呼吸」

ではなく、

「吐吸」

でもよいのではないか?

なぜ「吐」ではなく「呼」なのか?

少し調べてみましたが語源は見つかりませんでした。

・・・仕方が無いので、個人的・妄想的解釈をしてみました。

通常、呼吸は肺にある空気を吐き出し、それにより肺の内圧が低下して

自然に空気が入り込みます。

水泳の息継ぎは、水中で息を吐き切らないと顔を上げた時に上手く吸えません。

また、「過呼吸」といわれる状態は、

息を吐けない→苦しい→「吸わなくては」→でも「吐けてない」ので吸えない

というパニックを伴った悪循環でおこることが多いようです。

「吸う」は興奮を司る交感神経で、「吐く」は興奮の抑制を司る副交感神経で

それぞれ行われていますので、異常に興奮したパニックの状態になると、

息を吐いている余裕は無くなってしまうようです。

このように考えると、言葉の意味では「吸う」と「吐く」は

並列、同等のもののように思えますが、

「呼吸」という動作をよく観察すると、

まず「吐く」ことを行い、その結果「吸う」がおこる

ということのようです。

そこで、わたしなりの勝手な結論。

「呼吸」とは、

「『吸う』を呼び込むこと」即ち「息を吐くこと」ではないか?

少なくとも昔の人は「吸う」より「吐く」を重要視していたのではないか?

「ちゃんと息を吸いたいなら、まず吐きなさい」

というメッセ―ジに思えてきました。

(「呼ぶ」には「引き寄せる」や「来てもらう」の意味もあります)

まず、意識を持って能動的に行える「吐く」を大切にすること、

それにより、物事にリラックスして落ち着いて取り組めますよ、

と勝手に解釈することにしました。

今回は私的な戯言にお付き合い頂きありがとうございました。


 
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