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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第225回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹です。

平成26年7月2日

 

「サンバ・デ・ジャネイロ」

最近、僕が格闘技時代に大変お世話になった先生がお亡くなりになりました。僕と同い年の42歳。肝硬変になり、病院の検査で分かった時には手遅れだったようです。

僕がやっていたのは総合格闘技という競技で、打撃⇔投げ⇔寝技がスクランブルに入れ替わる、簡単に言うと何でも有りなルールでした。

僕達のチームは自分達の道場を持っていませんでした。そのため、柔道場のある区の体育館を日替わりで転々と移動して、主に寝技を仲間内で研究したり、他所の道場に出稽古に行かせていただいたりして技を磨いていました。

そのうちに仲間の1人が外に打撃を習いに行き、結果を出し始めました。自然な流れで僕を含む何人かも、そこに通うようになりました。

駒込にある8人入ればいっぱいいっぱいのレンタルスペースで、床が汗でヌルヌルになる位、熱気のある練習が行われていました。
そこで打撃を教えてくださったのが亡くなられた先生でした。

パンチの打ち方や蹴り方の細かいテクニックはもちろんですが、身体が動けなくなったところから更にギリギリまで追い込む事をしていただき、気持ちの強さを作っていただきました。アマチュアの甘さの残っていたチームにプロの意識を植え付けていただきました。

先生は御自分もプロのキックボクシングの試合に出ていて、伝家の宝刀の左フックの斬れ味は本当に鮮やかでした。

先日、以前の練習仲間から連絡が来て先生を偲ぶ会が開かれました。12年ぶりに練習仲間と再開し、確かにあの時炎のように命を燃やしていた自分を思い出しました。
人生において、そんな時間を持つきっかけを与えてくださった先生に本当に感謝しています。
そんなエネルギッシュな先生に負けないように、親として、整体師として、後輩達の先輩として、僕も頑張ろうと思った1日でした。


 
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