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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長小杉英紀

第196回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成25年11月27日

 

「観察と特徴」

みなさん、こんにちは。

11月9、10日と千葉県鴨川市で行われていた、千葉ロッテマリーンズの秋季キャンプに廣戸先生とお邪魔してきました。今回はその時お話をさせて頂いた、スカウトの方との事をお伝えしようかと思います。

マリーンズに限らず、プロ野球のスカウトは担当エリアの中で、プロ野球選手の「原石」を見つけるべく、日々駆け回っておられます。

そして、「これは⁉」と思われる選手を何度も試合や練習に足を運び、技術や体力だけでなく性格等も踏まえた上で、ドラフトで指名できるかどうかを判断する、というのが基本的な流れです。

そのため、長い期間一人を見続けることで、選手の特徴や調子の良し悪しが自然に見えてくるそうです。

そうなると、仮にたまたまその日の結果や成績が悪くても、「悪い癖が出てるな。でもそれさえ良くなればプロでもやって行かれる!」という判断が出来るようになるそうです。

4スタンスのお話を興味深く聞いてくださった、そのスカウトの方は、

「4スタンスのタイプ、という基準を持って選手を観察すれば、より確固たる選手の伸びしろや長所がわかりそうだ」

とおっしゃっていました。

グラウンドという現場を、スカウトという少しだけ離れた場所からの観察眼に、4スタンスの要素が加わることで、

「限られた獲得枠でいかにチームにとって有効な補強となり得るのか?」

という大命題を、より高い精度で行って頂いけるのかな、と思いました。

タイプのチェックは難しいものではありますが、よく観て特徴を捉えることで、その人にとって本来のタイプの動きなのか、または作り込まれたものなのか、を判断するのに非常に参考になると改めて思いました。

偏った先入観を持たない事を心掛けて、日々チェックの精度を高めていこうと思います。


 
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