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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第187回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹です。

平成25年9月25日

 

「安定させる為のツールとして…」

最近、小学生の娘2人が習い事で水泳を始めました。2人共最初は渋々の入会でしたが、今は楽しく通っているみたいです。
どんな感じでやっているのか気になり、先日様子を見に行ってきました。

まだまだ初級のクラスなので、腕はピンと伸ばしたままで、バタ足のみの練習を、最初はビート板を使って行い、その後ビート板なしで先生のサポートつきで行っていました。

一定の距離で出来るようになったら、すこしずつ距離を伸ばしていって、という具合に無理なく指導をしているようでしたので、見ていて少し安心しました。子供にとっては楽しいかどうか、がすごく大切で嫌々やらされている感じになってしまうとあまり上達しないと思うからです。

注意深く見ていると、バタ足でしっかり前に進めている子とそうでない子を比べると、そこに軸が見えてきました。

出来ていない子はお尻の位置が、水面下に沈んでしまっていて、一生懸命バタ足をしているのですが、あまり前への推進力になっていません。
でも先生が胴体を誘導して、水面に肩甲骨と仙骨が水平に揃うと、急に背骨、体幹が柔らかく動き出しました。

これが波に乗れている感覚だったり、浮いているという事なんですね。僕自身はあまり泳ぎが得意ではないのですが、この感覚なしに手足をバタつかせていたんだなぁ、と今さらながら気付きました。体幹が動けるポジションになる前に、手足を動かしてしまったので、体幹と手足が連動していなかったんですね。

患者さんに正しい姿勢の基本を訪ねられた時には、肩甲骨、仙骨を地面に対して垂直に立てて、足底を地面に水平にする事です、そうする事によって身体は安定して体幹は自然に動き出しますよ、とお答えしています。
今までは坐位で御説明する事が多かったのですが、それが解りづらい方にはプールで蹴伸びをしていただいて、浮いている感覚、安定している感覚を感じていただいてから、その安定を維持しながら泳ぎにつなげていって、体幹が柔らかく動く感覚を感じていただくのも良い方法だと思うようになりました。

動く箇所である体幹を、姿勢を安定させる為に固めてしまっている患者さんは沢山いらっしゃいます。

体幹が動く箇所だということを再認識していただく為のツールとして、水に浮くというのは解りやすいと思います。何となく最近動きが硬いと感じていらっしゃる方は、是非トライしてみてはいかがでしょうか?


 
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