「「形」と「型」の世界!」
「形」、かたち。
「型」、かた。
「形」と「型」の違いについて、お話しをさせて戴きます。
「形」と「型」の意味合いについて、皆様はどの様に、お考えでしょうか?
スポーツ雑誌や教本的な書物の中に、よくスウィング動作や投球フォームの連続写真が掲載されております。
この連続写真は、主に「形」になります。
この「形」を、読者として真似しようと思っても、この「形」が作られた状況がある訳で、、、
野球で言えば、ゲームの前半後半の場面、状況があったり、、、
投手、バッターのコンディションがあったり、、、
その中で、球種があったり、ランナーの有無があったり、、、
様々な場面があり、いわゆるイレギュラーであり、アドリブであり、、、
なので、その様な多面的な状況下の動きを真似しようとしても、なかなか上手くいかないものなのです!
では、「型」とは、、、
「型」は、空手、柔道、剣道でいう「型稽古」にあてはまるもので、「形」の原型を指します。
「形」のフレームとでも言いましょうか?
この「型」こそが、4スタンス理論(軸理論)でいう「軸作り」にあたるのです。
身体に「軸」が出来る事により、「安定性」、「柔軟性」、「出力」、「リズム感」などが得られます。
また、「型」が出来る事により、身体のフレームが出来るので、様々な変換が出来る様になります。
野球がゴルフに!
テニスがバトミントン、卓球に!
と言う様に、扱う道具の違いだけで、身体の動き方、動かし方は、同様なのです。
4スタンス理論の指導方法としては、、、
その競技の「完成形」を作る為に、小手先の作り込みではなく、身体の根本的な所の「軸作り」、「型」から入ると、指導する側からもプレイヤーの変化を早く導かせる事が出来ます。
また、クライアント側も身体が楽に動くので、怪我なく楽しくプレイ出来る様になります。
「形」と「型」。
如何でしたか?
ちなみに、、、
あなたは、「形」と「型」、どちらがお好きですか?(笑)
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