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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長小杉英紀

第172回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成25年6月5日

 

「経験と歴史」

皆さん、こんにちは。

私事ですが、先週およそ10年振りとなるフルコートのサッカーに参加してきました。所謂草サッカー、というものですが、地方自治体のサッカー協会の主催する公式戦ですので、一応記録には残るものです。

以前参加していたチームから久しぶりに声がかかりました。私自身はサッカーは好きですし、小学生の頃は休み時間には毎日ボールを蹴っていましたが、チームに入って教わった経験はありません。

試合は30分ハーフで行なわれました。
お恥ずかしい話ですが、定期的なトレーニングをしておりませんので、脚がつる、肉離れ等の怪我や脱水症状の不調などの恐怖との戦い、そもそも最後までピッチにいられるのか?という不安もあり、少し腰が引けての参戦でした。試合は…「結果が全てでは無い、楽しむことに意義がある」ということでお察しくださいませ。

さて、試合中にもアクシデントは無く試合後も当然疲労はありましたが過度のものはなく、動いた翌々日の筋肉痛もありませんでした。

理由を自分なりに考えてみましたが、トレーニングはしていませんでしたが、やはり日々「軸」と「体幹」を意識して過ごしてきたのが良かったのかなと思いました。リポーズは勿論のこと、施術や日常生活でも「安定」を求めた結果、特に今回に限っていえば脚、という末端に過度の負荷がかからなかったのだと思います。

先日廣戸先生に施術のご指導頂いた際に身体を調整して頂きました。その時にこのお話をすると、

「体幹が前より柔軟性があがってるからね。痛みも出にくいだろうし、 バランスも良くなってるだろうから出力も増してると思うよ。」

とのお言葉を頂きました。

師匠のお墨付きもあるので、私の「経験論」だけではないのは当然なのですが。

皆さんもまた、それぞれの経験の中でレッシュの理論の効果を実証し実践されていると思います。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

と言われます。一人一人の個人的な経験だけでは心もとないものですが、皆さんの「経験」の積み重ね、客観的な視点での観察は、まだ動き出して浅いかもしれませんが現在のレッシュプロジェクトの会員、トレーナーの立派な「歴史」と言えるのではないのでしょうか。

その「歴史」を共有する場の「レッシュサミット」も5月26日をもちまして第8回を迎え、今迄以上の盛り上がりを見せました。

小さな積み重ねではあると思いますが、新たな歴史を皆さんと作れる喜びを感じた今日この頃です。


 
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