「正しい身体の使い方」
こんにちは鈴木俊敬です。前回の身体の歪みのお話の続きで、歪みが取れても使い方が間違っていると、また痛くなってしまいます。
ではどう使えばいいのかといいますとここでレッシュ4スタンス理論の登場になります。
下の写真は足裏の4タイプに分かれる重心の位置になります。
A1はつま先内側、A2はつま先外側、B1は踵内側、B2は踵外側になります。
土踏まずの中でつま先か踵か、その内側、外側かという分類になります。
この土踏まずという狭いエリアの中の微妙な重心位置で使い方が変わってしまうのです。
簡単な例ですと、しゃがむ動作をする時に前側重心の方は膝から曲げてしまいますと、前にバランスを崩しやすくなってしまうので、お尻を後ろに出し安定した形で座って頂く方が楽にできます。踵重心の方はお尻を先に出してしまうと不安定になってしまいますので、膝から先に動かして行きますと安定して楽に座れます。
これがゴルフのアドレスの構えで考えますと、膝がそんなに出ていなくお尻を突き出している構えが合うのはつま先タイプになります。スクワットというトレーニングでも膝を前に出さずに胸を張り、腰をそらすフォームがいいと教科書に書かれていますが、これは厳密に言うとつま先外側重心の方のやり方になります。
基本的に教科書に書かれている理論は4つの正しい使い方のうちの1つの事が書かれています。たまたまあった方はラッキーですが、合わなかったら…
自分に合った使い方がわかり実践出来れば怪我をする時に可能性は本当に少なくなります。
身体を整える事と正しい身体の使い方!この2つはセットですからお忘れなく(^-^)/ |