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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長小杉英紀

第164回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成25年4月10日

 

「原因と結果」

皆さんこんにちは。

関東では当初の予想より早めに咲いた桜も葉桜に変わり、いよいよ春本番、という陽気になってきました。

寒さが苦手な私には有難いのですが、それと同時に悩ましいのが

「花粉症」です。

なのでその設定自体を、本来のナチュラルな状態に戻す事を、時々しなければいけません。それをしない限り、痛みや違和感はずっと続いたり、動きに制限がかかる事になります。

そこで、「何か良さそうな事は無いものか?」と考えて、
インターネットなどの情報から、

「ネバネバ食品(納豆、モズク、めかぶなど)を積極的に摂取する」
「いちごをすりおろして食べる」
「とにかく何でもよく噛んで食べる」
「食べる量を減らして、胃腸の負担を減らす」

などの方法を試してみました(それぞれの対策の根拠はスペースの都合で割愛致します)。

すると、
去年までの症状を「10」とすると、
今年は「1」か「2」でおさまっています。

これは非常に有難いのです。鼻呼吸が出来ない苦しさ、いつ出てくるかわからないクシャミと鼻水、それらに悩まされるが故の集中力の低下、などが劇的に解消されています。

が、複数の「良さげ」なものを同時に試したので、結局のところ「何が良かったのかはわからない」というオチがついてしまいました。

どれかが効いたのか、複合技で抑えられているのかは不明のままなのです。

さしあたって困る程の症状がないので万々歳なのですが、些かの「モヤモヤ感」があるのは否めません。

この様に思うと、普段皆さんのお身体を拝見していて感じている、生身の人の身体の「うつろい易さ」や「不思議さ」を自分の身をもって改めて思い知らされました。

人体だけでなく、物事の原因となる根拠、それに基づいた結果を結びつけるには、結局、客観的に「よくみる(見る、観る、診る)」事、が大切なのだと思いました。


 
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