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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで5人の先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
小杉英紀施術部部長

第143回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成24年11月7日

 

「痛みと加減」

みなさん、こんにちは。

実はこの様な仕事をしていてお恥ずかしい話ではありますが、数年前までは肩と肘の痛みで全くボールが投げられない状態でした。

それが、廣戸先生を含めた道場スタッフの施術と、自分自身でのリポーズを繰り返し行った事が痛みの原因となっていた歪みや体幹や関節の可動制限が解消されたお陰で、今ではほぼ全力で低いライナー性のボールを投げても痛みはありません。本当に有難い話で感謝の限りです。

で、「投げる」上での身体の条件は整いました。
次は「肩を作る」作業です。

これはどんな筋力トレーニングを積んでも実際にボールを投げなければ肩は作れません。少なくとも現段階では投げずに肩を作る方法は見つかっていません。その理由は、フォームを会得する為の型稽古である事、指先の感覚を磨く必要がある事、などがあげられます。

実際に私も仕事で原宿に行く土曜は、3階のネットに向かって少しずつではありますが繰り返しボールを投げ続けていました。

その時注意した事は
「出力に関係無く、常に同じフォームで投げる」
ことです。

野球の場面でよく見掛ける、キャッチボールの初めに、近い距離でお互い正面を向き合ったまま肩から先の腕だけでの投球動作はしませんでした。もちもん、最初は軽く山なりでしたが、徐々に強く投げ込める様になりました。この時の力加減は「腕を振る強さの変化」ではなく、「体幹の回旋速度の変化」で行いました。

何処かに痛みがあって体調が不安な時は自然と身体が加減をしてしまいます。
その「加減」をしているのが「体幹」です。

強く投げたい、打ちたい場合は全身で動こうとしますが、逆の場合は体幹の動きに制限がかかります。ほぼ例外無く、人間の動作において体幹が動かずに手足だけが(若しくは手足主導で)動く事は良くない動きとされています。例え、痛みへの恐怖感があったとしても、です。体感主導で動かしても痛みがある場合はまだ動かせる状態には無い、と考えていいと思います。また、大事にとか丁寧に、と思うと同じ様な動きになりますね。しかし、この「加減した丁寧なフォーム」は間違った「手投げ(手打ち)」でしかありません。間違ったフォームの反復は残念ながら逆効果にしかなりません。体幹をしっかり動かす事。動作の基本を忠実に繰り返す事でしか正しいものは身につかないのです。

何処か痛くて気持ち良く身体を動かせない方、思う様に上達出来ない方は今一度「体幹」が滑らかに動いているかを確認してみて下さい。


 
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