「ビューティフルレイン」
突然ですが、毎週日曜日PM9:00~フジテレビで放送されていたドラマ「ビューティフルレイン」はご覧になりましたか?
我が家は毎週涙腺を攻撃されて、やられっぱなしでした。
ご覧になられなかった方に簡単にストーリーをご説明しますと、出産後間もなく奥さんに先立たれ、男手一つで子育てをする「とうちゃん」(豊川悦司さん)と小学二年生の愛娘「美雨」(芦田愛菜ちゃん)の2人の絆の物語です。
とうちゃんの献身的な愛により、相思相愛でナイスチームワークの2人でしたが、とうちゃんが若年性アルツハイマー病にかかり、「近い将来全ての記憶をなくし、日常生活すらもままならなくなる」という宣告を受けてしまいます。
その事を本人が受け止め、次に周りの人々が受け入れて共生する事を決意し、最後に親子で共有する事により、さらに絆が深まっていくまでがとても丁寧に描かれていて、派手さは決してありませんでしたが、ストレートに心に響くものがありました。
最終回に娘がとうちゃんに言ったセリフが「とうちゃんが美雨の事を忘れてしまっても、美雨がとうちゃんの事を全部憶えていてあげる。そしたらとうちゃんはずっと美雨のとうちゃんでいられるでしょ?」でした。
バレエダンサーやパン屋さんになるという将来の夢は、いつしか「お医者さんになってとうちゃんの病気を治す」に変わっていました。
ボクが感じた事は、人間はいつか歳をとって死んでしまいますが、誰かの記憶の中に生き続ける事は出来るんだという事。
それから子供を本当に愛して向き合って育て、その事を子供にちゃんと伝えれば、その子は自信を持って自分の人生を歩いて行けるんだ、という事です。
世の中は色々と不安な事件が多いですが、まずは一家庭の単位からしっかりと親子が向き合っていく事が大切だと改めて気付かされました。
ご興味のある方はPCやスマホでもご覧になれるみたいですよ。 |