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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで5人の先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
小杉英紀施術部部長

第114回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成24年3月22日

 

「正攻法」

皆さんこんにちは。今回のコラムでは「体重管理」について書かせて頂こうかと思います。

仕事柄か「痩せるツボ、って無いの?」という質問を受ける事が少なからずあります。私自身、ツボ(経穴)についてあまり詳しくはないのですが、お答えする場合は「押したり刺激を入れただけで体重が減る様なものは聞いた事がないです」としています。

もちろん、存在するのかもしれませんし、それを活用されて減量に成功された方もいらっしゃるのかもしれません(ただし、食欲を抑制する、と言われているツボは耳にした事はあります)。また、秘伝中の秘伝で世に出て来ていない可能性もありますが、これだけの「ダイエット法」や「減量法」が次から次へと現れているところをみると、まだ一般的にはなっていない様に思います。

私も年末年始で恥ずかしながら体重が5%ほど増えてしまいました。春になると野球のシーズンも始まります。コーチングでグラウンドに立つ機会も増えますし、休日に私自身が(草)野球をしている事もあるので、まずは元の体重に戻す、を目標にしました。

結果から言えば、1ヶ月で2,5キロ減です。

何をしたか?と言えば「食べ過ぎに動く量を増やした」だけ、です。

あくまで個人的な方法・考え方ですが「食べたい」と思うと「我慢」をしなければならなくなります。そして、その「我慢」がネックになりますね。そこを「食べたい」から「食べる必要があるのか?」と自問する事にしてみました。更にその日食べたものを頭の中で復唱(?)してみました。すると、「欲」で食べようとしているものは明らかに「余剰分」というのが浮き彫りにされてきます。恐らくこれだけでも増えた体重をキープし続けてしまう、ことは避けられると思います。

あとは、少しずつでも「運動量」を増やす事。無理のない範囲でトレーニングやエクササイズが出来ればベストですが、駅での上り下りを階段にする、などの簡単なことからでもいいと思います。

様々な企業や研究機関が人体の秘密を解き明かすにつれて、新たな方法や機械によって減量をより効率的に達成出来る様にはなってきています。

ですが生物の根本的な原理として「摂取カロリーを抑えて消費カロリーを増やす」ことが大原則なのは間違い無いと思います。

急激な減量や節制は逆に身体に負担をかけます。「無理なく少しずつ」でも確実に且つ健康的な減量が、やはり「正攻法」なのではないでしょうか。


 
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