「生活環境を見つめ直しましょう」
ここ数年、眼鏡をかけている児童が増えているようです。小学校から、自宅でのゲームやテレビの時間を制限してください、との通達がありました。
この背景には、DS等のゲームの普及による目への負担の増加だけではなく、住宅事情等による空き地や公園等の遊び場の減少・変質者や悪質な事件の増加などにより、外遊びが減っている事。それにより、遠くを見る事が減ったり体力レベルが下がっている事も影響しているのかもしれません。そんな子供を取り巻く生活環境の変化が、目が悪い子供を増やしているのでしょう。
環境は人を良くも悪くもします。日々の行動の積み重ねが、その人を形作っていきます。僕の長女も、小2ですが、もともとインドア好きで、僕も休日にあまり積極的に外で運動をさせなかったので、すっかり運動嫌いになりつつあります…★。これが定着してしまわないように、何とか休日に運動の楽しさを教えようと、最近思考錯誤しているところです。
今の自分の姿は、今まで過ごしてきた生活習慣が作り出したものです。満足出来ないのであれば、今すぐ自分の置かれている環境を見直さなければと思います。道場におみえになる患者さんの中にも、会社からの帰宅途中のジムに入会して、生活習慣の中に運動を取り込んだ方がいらしたり、エレベーターをやめて階段を使うようにしたり、生活環境に変化をかけるべく、色々努力されているようです。
事故などによる外傷以外は、ほとんどの患者さんの症状が生活習慣病です。生活環境を客観的に見つめ直し、変化させるための1アイテムとして、廣戸道場を利用していただければと思います。 |