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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで5人の先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
鈴木俊敬施術部部長

第97回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 鈴木俊敬です。

平成23年11月9日

 

「身体に関する素朴な疑問9」

こんにちは鈴木俊敬です。今回は「こういう時は冷やすのか、温めるのかどっちなの?」に書きたいと思います。

頭が痛い時や、腰が痛い時に冷、温どちらにすべきかと皆さん一度は悩まれた事がある問題だと思いますが、答えを言ってしまうと、状況に よってどちらも正しいが正解になります。この状況判断が非常に難しいのですが、簡単に言ってしまうと、頭や腰を打撲して痛みがある場合や、重い物を持って 腰が痛くなった場合みたいに、身体を動かしていて痛みが出て来た時は氷やアイスノンで20分前後しっかり冷やしたほうがいいと思います。

患部が熱を持ってたり腫れて来たりしてる場合は包帯などで圧迫して腫れさせないようにするのも効果的です(捻挫などは足を高くあげて血をこさせないよにするのも炎症を酷く させない動作になります。)

炎症反応が身体に起きてる時はまず冷やすというのが基本的な考えになります。

こちらは道場で使用しているアイシング用のです。

逆に温める場合は血行が悪くて肩が凝って痛い時や、冷えたりして症状が出てる時は、ホットパックで温めたり、お風呂に入ったりした方がいいと思います。

こちらは道場で使用しているアイシング用のです。 怪我の治る過程でたどっていきますと、軽く捻挫して少し腫れてるケースですと痛めて2~3日はしっかりアイシングをします、症状治まって来ましたら、今度 は温めて血行を良くして患部にいい血液を流して行きたいので温めていきます。冷やして、温めてを何回か繰り返す事によってより血流が良くなります。(サウ ナと水風呂がいい例ですね。)

こちらは電子レンジで温められるカイロです。

今度はパソコン仕事などで目を使い過ぎて充血などを起こしているケースでは、まず冷やしたほうがいいと思います、目ですととりあえず温めた方がいい思う方が多いですが、長時間使ってアッチチになってるパソコンと同じ状況になってると考えられますので、 しっかり冷やしてから、その後にゆっくりお風呂や蒸しタオル等で温めるといいのではないかと思います。

色々書きましたが、状況によってどちらにすべきか非常に難しい時もあります。(冷やす時間や冷却温度なども。)ネットでは、とりあえず気持ちいい方をやってくださいみたい に書かれているサイトもありますが、ただ言える事は寒い冬でも患部が凄い熱を持って腫れてる時は冷やして下さいね(笑)

次回は頭痛について掘り下げ行きたいと思います。ではまた!


 
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