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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで5人の先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
小杉英紀施術部部長

第90回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成23年9月22日

 

「感謝と約束」

皆さんこんにちは、今回のコラム担当の小杉です。

お陰様を持ちまして、廣戸道場の現場で仕事をさせて頂くようになって、丸15年になりました。
廣戸先生をはじめ、スタッフや関係者、そして施療にいらっしゃる沢山の方々に支えられて何とかここまでこられました。本当にありがとうございます。

さて、私がまだ施術に携わるようになって間もない頃、「プロ」の施療家としての厳しさや心構えを廣戸先生に話して頂き、また現場の仕事を目の当たりにする ことでジワジワと実感するようになってきました。そして、それが私自身の責任として直に感じられる出来事がありました。

高校時代の友人を介して、あるプロスポーツ選手とお話させて頂く機会があり、自分が施療家のとして修業を始めた、ことを話すと、その選手は「じゃあ、一人前になったら俺の身体のケアを頼みますね」と、おっしゃって下さいました。私にとってプロスポーツ選手から受けた、最初のオファー(?)です。もちろん、一流のアスリートが、ペーペーの自分に対してですから社交辞令の意味も含まれていたと思います。ですが、自分の施術次第でパフォーマンスにも影響が出るであろうし、その選手の家族や所属するチーム、ひいては日本のスポーツ界の将来に も関わることだ、というのはすぐに実感出来ました。そして廣戸先生のおっしゃっていた、「プロを相手にするプレッシャー」がとても重く感じられました。

それと、同時にその選手が私に掛けてくれた言葉が、「頑張って早く俺の身体を診られるくらいの施療家になれよ」という激励にも聞こえた(正確には勝手にそう解釈した?)のです。

その選手の言葉を、心の片隅に置きながら勉強を続けてきた15年を振り返ると、あの頃よりはいくらか成長出来たのかな、と思います。恐らくその選手は、私と話した事もその内容も覚えてはいないでしょう。でもその人柄が感じられる暖かい言葉に「いつか胸を張って彼の前に立てるように」と、支えられてきたのは紛れもない事実ですし、私の恩人の一人です。

その選手とは、今年8月4日に急逝された、元サッカー日本代表の松田直樹さんです。

「約束」は、残念ながら果たせませんでしたが、松田選手に教えて頂いた「プロ」としての心持ち、プライドを胸に刻み、初心を忘れずに今後とも成長して、彼に恥じない施療家になっていきたいと思います。

この場を借りて、「ありがとう、松田選手!」


 
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