「名無しの4スタンス理論」
こんにちは、中條雅章です。
私は、18歳の時、新卒採用で「フィットワーク蒲田」という、フィットネスクラブに入社しました。
その中で「スイミング指導部」に所属し、「スイミングコーチ」を仕事として、約2年間勤務しました。入社をして、約1ヶ月間の研修がありました。
水の特性、水泳初心者指導法、水中運動、泳法技術など、水泳のいろはからはじまり、救急法、ライフガードにいたるまで、様々や事を学びました。
また、水泳の指導者、スイミングコーチとして、プロフェッショナルとは何か?その様な内容までの研修でした。その中のひとつに、スイミングコーチとして、指導者として、会社として、、、やってはいけない事が、ひとつありました。
何だと思いますか?
それは、スイミングコーチ、指導者として、自分の泳ぎ、泳法を、子どもから大人まで全ての会員様に、見せてはいけない!という事でした。
スイミングコーチなのに、泳ぎ方を見せてはいけない!?
えっ!どうやって、指導するの?って思いました。
泳ぎ方には、人それぞれ特長、癖があるので、自分の泳ぎを見せる事で、会員様がその泳ぎ方を真似してしまい、正しい泳ぎ方、泳法技術が身につかないという事が理由でした。
指導の現場においては、会員様に、泳いでいる姿、泳法の完成形を見せるのではなく、泳ぎを分解して見せる事に心がけました。
人の泳ぎ方には、特長、癖がある!?
たしかに、当時勤務していたスイミングコーチの先輩から同僚にいたるまで、泳ぎ方に違いがあり、特長、癖がありました!
今、振り返ると、これって「4スタンス理論」ですよね!?
約22年前に、師匠の廣戸先生にも出会えていないし、「4スタンス理論」も、世に出てきていないし、、、当時は、何故?人はそれぞれ泳ぎ方に違いがあるのか?という追及より、泳いでいる姿を見せるな!で、終わっていた訳です。
身体理論「4スタンス理論」での水泳指導が出来ていれば、色んな意味で変わっていたかもしれません 。
私は、「名無しの4スタンス理論」に、出会っていたのですね! |