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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで5人の先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
小杉英紀施術部部長

第60回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成23年2月23日

 

「感覚と情報」

皆さんこんにちは。今回は身体の見方について書かせて頂こうと思います。

通常、身体に痛みや違和感を感じたときには「変化」や「歪み」が発生しています。
この事は何となくご理解頂けるかと思います。

では、「痛みも無く絶好調!」の時にはきれいに整った状態か、というと、やはり多少の「ズレ」は生じています。

基本的に、人が身体の変化や歪みを感知する場合、「痛み」や「違和感」といった「感覚」的なものがあるなかでの事が多いようです。「痛いから歪んできたのかな?」といったプロセスですね。

しかし、先ほど述べたように自分自身では感知し難い変化や歪みも存在しています。
でもそれがわかり難いのは、

1 人間の身体に、柔軟性や関節などに「遊び」や「ゆとり」がある為

2 仮に「歪み」があったとしても、他の部位がそれを補う形で動かせる為  
(これは「痛み」がある場合は「庇う」とも表現されます) 

3 利き手や利き目の存在

4 日常生活での動作の多くは左右非対称な為

といった理由が挙げられます。

本来「情報」は客観的に捉えるべきものですが、身体の変化・歪みといった「情報」は、
痛みや違和感の有無などの「感覚」に邪魔されて上手く捉え難くくなってしまいがちです。
どうしても主観が入ります。

ですが、自覚症状は無くても、血液検査やレントゲンなどで異常が見つかる事もあります。
また、写真撮影のときに、自分は真っ直ぐのつもりでも姿勢や向きを直された、という経験は
一度や二度はあるかと思います。

こう考えると、身体の状態は感覚の有無に関わらず、絶えず「変化」するものであり、その「情報」を「傾向」として客観的に捉えて、然るべき「対策」を立てるか、という事が健康やコンディションの維持に繋がるのではないでしょうか。

このような視点で身体と向きあうことにより、「感覚」による先入観や感情的な思考が抑えられ、冷静に身体の改善すべきポイントを察知出来るようになります。
また感情的になり難い分、ストレスも溜まり難いので精神的にも良い状態が維持出来ると思います。

自分自身の関節の可動域や身体の方向性を、他人の動きを見るように「一歩引いたところ」からみると新たな発見があるかもしれません。


 
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