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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで5人の先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
小杉英紀施術部部長

第48回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成22年12月1日

 

「重力の効果」

皆さんこんにちは、今回のコラム担当の小杉です。

日に日に寒さが増して、いよいよ冬が近づいてきました。
寒さは非常に苦手なのですが、星空がきれいに見える季節だな、と思うと、冬もまんざらではないかな、と。

そんな事から、今年話題になった小惑星探査船「はやぶさ」にも、「星」、「宇宙」繋がりで興味がわきまして、関連する本を読んでみました。

何でも、調査対象になった「イトカワ」は、大きさ(長さ)が最大の所でも600メートル弱しかないそうです。そうなると、天体自体の引力もほぼ無いに等しいらしく、「イトカワ」の引力を利用して「はやぶさ」の機体を安定させることが出来ずに、着陸の為の操作が非常に難しかったそうです。

通常地球上にいると、地球の引力、重力を意識することはあまりありませんが、その力によって跳躍や飛行が制限されていることは実感できますね。

また、水中では浮力が働くことにより、陸上より身体の安定を維持するのは難しくなります
(水の抵抗も加わるので、浮力だけの影響で動き難くなる訳ではありませんが)。

それなら、いっそその大きな「地球の力」を味方につけよう、というのが「レッシュ理論」なのです。軸を作って身体を安定させる、という動作を行うための大前提の状態をいかに獲得し、それを維持し続けるか。普段皆さんにお話している事と、人類初の快挙を成し遂げた「はやぶさ」とその開発チームの方々に少ないながらも共通部分を感じられた今日この頃でした。

遠く3億キロ離れた「イトカワ」をイメージしながらのリポーズトレーニング、というのもなかなか楽しいと思いますがいかがでしょうか?


 
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