「身体に関する素朴な疑問 1」
こんにちは!前回はセミナーのお話をしましたが、今回は身体の歪み、傾きとは何故おきてしまうのかという事について検証していきたいと思います。
当道場に来られている方ですと、あなたは左に傾いてますねとか、右足が短いですねとか言われた事があると思うのですが、これには色々理由がありまして(利き腕の問題や幼少期の大怪我、筋肉量の差、親からの遺伝、生活習慣などなど)その他に内臓の左右の重さの違いも歪みの原因のかなりの比重を占めているのではないか?と考えます。
人間の身体は外から見た感じだとほぼ左右対称ですが身体の中は心臓がやや左側だったり、(少ない確率で右側に心臓がある方もいます)肝臓は右側、胃は左側、というようにバランスよく二個ずつあるわけではありません(二個ずつあるのは肺と腎臓ですかね)。
食事をすれば大食いチャンピオンレベルの方ですと胃に6キロ位の食べ物が入るらしいですから一時的に左側が重くなったりするでしょうし、そうするとかなり傾いたりしますよね。結構身体の中が左右アンバランスな感じしますよね。
実験として、身体の中心から半分に切って重さを計ってみたらどうなるだろうと思いますが、無理な話ですからね。だれでもできる実験として、体重計を二つ用意しまして片足ずつ乗ってみて左右の重さを計ってみると面白いと思います!私が患者さんに試してみた統計では左側が重い方がほとんどでした。これは完璧に50対50を求める必要はなく、だいたい2~3キロ範囲の差だったら問題ない思われます。
(もし左右対称の重さの方がいましたら是非ご連絡ください、お身体拝見させてください(笑))
バランスいいに越した事はないですが、それよりも身体全体を連動して使える事の方がより大事ですからね!
こういった内臓の土台がある中で先ほど書きました利き腕、(ちなみに目、耳、鼻も利きというものがあります)事や、幼少期、成長期における大怪我による成長の発達、未発達、そこから来る筋肉の左右のアンバランスな付き方、親から受け継いだ骨格(親子で顔が似てるように、背骨も似てるんです)そして生活習慣などが複雑に絡み合い歪みは作られていくのだと思います。
言い切ってしまいますと歪みは 人生の縮図だ!!
と言えるのではないでしょうか(笑)
今回いかがでしたでしょうか?色々なご意見お待ちしております。
次回は自分でできる歪みの治し方を書きたいと思います。 ではまた!
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