「身体の休め方」
連日、暑い日が続きますが体調を崩されてはいませんか?第二回のコラムを担当致します小杉英紀です。
さて、現在夏休み中という方も多いのではないでしょうか?普段の忙しい仕事から離れて束の間のお休みを思い思いのスタイルで過ごされていることと思います。そして、中には「休みは特に何もしないで、身体を休める為に家でリラックスしてのんびり過ごす」という方も少なくないと思います。そこで今回は、より効果的な「身体の休め方」についてお話したいと思います。
「何もしないで」というと「積極的に身体を動かす事なく」という意味でとらえられる事が多いようですが、それは必ずしもイコールで繋がるとは限らないようです。
例えば、サッカー日本代表のGK川口能活選手が以前「今日の試合は味方が一方的に攻めていて、守備の機会が少なくて楽でしたね。」というインタビュアーの言葉に対して「そういう試合展開だからこそ何時来るか分からない相手のカウンター攻撃に備えて、より集中して緊張感を高めておかなければならないので、かえって疲れる。」とコメントしていたのを目にした事があります。
川口選手はインタビュアーの「あまり動かしていない身体の疲労」についての質問に対して、「緊張感を常に維持し続けた精神・神経の疲労」を強調しています。ここで、キーワードになるのが「集中」,「緊張感」そして「精神・神経の疲労」です。この事はスポーツ選手に限った事ではありません。「身体の疲労」だけでなく、これらも取り除かれて初めて心身共にリラックスした状態といえるのです。そして、その為には「何もしない」のではなく、どうしたらよいのか?それはその人が楽しさや開放感を感じられるものであれば何でもよいと思います。休日の過ごし方も、大きく分けてインドア派とアウトドア派に分かれますし、細かく見れば趣味や嗜好は十人十色ですので、リラックスできるもの・ことの基準はあくまで自分に置いて、自分に合ったもの・ことをして頂ければよいと思います。また、このホームページでも紹介している、だらだらした状態でする、痛くないストレッチも有効な方法の一つですので是非試してみて下さい。
この夏を乗り切る為に、自分オリジナルのリラックス法を見つけてみて下さい。 |